項目反応理論入門

メモを残しておきます。

1.2 項目反応理論の登場

IRTにおいては、項目特性曲線(ICC)を用いることにより、テストに含まれる項目の難しさ(項目困難度)と受験者の能力を別々に推定し、同じ物差しの上で評価することができる。

2.7 関数を定義する

2.7.2 項目特性曲線を表す関数icc2PL()

項目困難度をa、項目識別力をbとして能力thetaの受験者が正答する確率以下の式で与えられる。

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import numpy as np
def icc2Pl(a, b, theta):
D = 1.7
prob = 1/(1+np.exp(D*a*(theta-b)))
return prob

なお、Dは尺度因子(尺度要素)と呼ばれる値で1.7が設定されることが一般的である。

3.3 項目を評価する指標

項目困難度や項目識別力といった指標の名称は同じであっても、それぞれの定義はCTTとIRTで異なるため、注意が必要である。

7.1 IRTにおける一次元性

四分相関係数を計算するメジャーなライブラリは見当たらなかった。

動作確認できなかったが、下記のようなライブラリは存在した。
https://python-psychometrics.readthedocs.io/en/latest/index.html

なお、様々な相関係数については下記がよくまとまっている。

https://ides.hatenablog.com/entry/2019/10/07/221454

なお、こちらも参考になる。

https://qiita.com/shngt/items/45da2d30acf9e84924b7

記事情報

  • 投稿日:2021年3月30日
  • 最終更新日:2021年4月6日