Linuxで動かしながら学ぶTCP/IPネットワーク入門 感想

はじめに

この記事では書籍「Linuxで動かしながら学ぶTCP/IPネットワーク入門」の概要と関連するメモを載せておきます。

書籍の概要

TCP/IPについての解説書です。
タイトルの通り内容は非常に平易でありながら、手を動かしながら学べるのでとても理解しやすいです。

想定する読者のレベル

著者は次のように想定していらっしゃいます。

1
2
3
4
- ネットワークが専門ではない IT エンジニア、またはそれを志す学生さん
- 他の TCP/IP に関する本を読んだことはあるけど、身についている実感が少ないという方
- ネットワークやインフラの技術について、よく知らないけど興味はあるという方
- 気軽にネットワークを組んで実験できる環境の作り方が知りたいという方

簡単なLinuxコマンド操作ができたり、何らかのプログラミング経験はあった方が良いと思います。

また必須ではないですが、Ubuntu上でコマンド操作を行いながら読み進めます。環境がない場合は、VMDockerで環境を構築できると良いと思います。

目次

  1. はじめに
  2. TCP/IPとは
  3. Network Namespace
  4. イーサネット
  5. トランスポート層のプロトコル
  6. アプリケーション層のプロトコル
  7. NAT
  8. ソケットプログラミング
  9. おわりに
  10. 付録

メモ

ネタバレにならない範囲で、個人的なメモを残しておきます。書籍の雰囲気の参考になれば幸いです。

2. TCP/IPとは

127.0.0.1localhost

下記のファイルで確認することができます。

1
more /etc/hosts
1
127.0.0.1	localhost

ICMP

pingは、ICMPプロトコルを使用したプログラムです。
ICMPはネットワーク層のプロトコルですが、同じくネットワーク層のプロトコルであるIPの上に成り立っています。

https://www.khstasaba.com/?p=645
https://www.infraexpert.com/study/tcpip4.html

IPヘッダ プロトコル番号

  • 1 ICMP
  • 6 TCP
  • 17 UDP

3. Network Namespace

こちらに別途、記事を書きました。

おわりに

実践的で身になる内容で、大変良い書籍だと思います。
ちなみにKindle Unlimitedの対象ですので、すでに登録済みの方には特におすすめです。

記事情報

  • 投稿日:2020年7月5日
  • 最終更新日:2020年7月19日