はじめに
私は業務でPythonを少し触るエンジニアです。
Pythonの復習をかねて、PyQを3ヶ月間毎日解いてみました。
この記事はその個人的な感想です。
PyQとは
Pythonが学習できるオンラインのサービスです。
コンテンツ
クエスト
と呼ばれる問題のセットを解いていきます。
PyQ上にJupyte Notebook
形式でコーディングしていきます。

- 左側に問題が表示
- 右側にノートブックが表示
されます。
そして判定
ボダんをクリックするとテストが走る仕組みです。
私が感じたメリット・デメリット
メリット
扱っている分野が広い
Pythonは非常に多くの用途で使われている言語です。PyQでは
基本文法
標準ライブラリ
Webアプリ
統計
機械学習
など広く学ぶことができます。
そして、とにかくクエストが多いので3ヶ月毎日30分取り組んだ程度では20%くらいしか終わりませんでした。それくらい、ボリュームがあります。そして、どんどんクエストが追加されます
草が生えるのでモチベーションが上がる
GitHubのように草が生えます。とても単純ですが毎日続けていると、
「今日も草を絶やさないようにしよう!」
と継続する動機になります。
コーディングがメインの教材である
PyQでは、コードテストが通るかが全てです。ですので内容を理解していれば、説明半分に実装に移ればよくサクサク進みます。
(一方、タイポがあれば全然進まないので、変なところで詰まる場合もあります。)
あたり前ですが、プログラミングの勉強をしているのでコードを書かないと話になりません。
そういう意味でいうと、とにかくコードを書かせるスタイルのPyQで学べば、毎日コードを読み、書く習慣ができるので良いと思います。
デメリット
復習が難しい
「あの操作はどこで勉強したのかな?」となることがあるのですが、
教材(問題と回答)がクエストに紐づいているため、探すことが難しいです。学習ノート
と呼ばれるメモ書きを残す機能があるのですが、
こちらについては、後でどう参照するかがわかりませんでした。そのため、「ここはメモをとりたい!」という場面では、
PyQ
以外のツールで、どのクエストでどういうポイントがあったか
を記録すると良いと思います。形骸化してしまう
メリットにあげた「草が生えるのでモチベーションが上がる」の裏返しですが、逆に草を絶やさないように学習が形骸化してしまう恐れがあります。特にPyQでは簡単な脳死でできてしまうクエストもあるので、きちんと学習負荷がかかっていることを意識すると良いと思います。
難易度が低いものもある
これもメリットの裏返しで「扱っている分野が広い」分、掘り下げて学びたいところで講座が終わってしまったりします。PyQで想定しているレベルは初心者〜中級者だと思うので、Python経験者の場合
- 専門分野以外の知識もつけたい
という動機であればOKですが - 専門分野を掘り下げたい
という動機だと、別の教材を使うのが良いのかなと思います。
- 専門分野以外の知識もつけたい
まとめ
PyQはとても素晴らしい教材でした。
ただし、難易度の話など自分にあった教材かを見極めて使うのが良いと思います。
(レベル的にはprogate卒業してから使って見るのが良いです)
記事情報
- 投稿日:2020年4月1日
- 最終更新日:2020年4月1日