Python osモジュールの使い方

osとは

Pythonの標準ライブラリの一つで、OSに依存する機能を利用するためのモジュールです。

以下のようにインポートすることができます。

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import os

以後は、osモジュールがインポート済みであるとします。

osモジュールの便利な機能を紹介

osモジュールの全てを紹介することはできませんが、よく使う便利な機能についてまとめました。

詳細は公式ドキュメントを参考にしてください。
(https://docs.python.org/ja/3/library/os.html)

os.name

OS情報を取得します。
MacやLinuxの場合posix、Windowsの場合ntとなります。

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2
>>> os.name
'posix'

os.environ

環境変数を取得します。

os.getcwd()

カレントディレクトリを取得します

os.chdir()

ディレクトリを移動します。

os.getpid()

実行環境のプロセスIDを取得します。

os.uname()

OSを識別する情報を取得します。

os.mkdir()

ディレクトリを作成します。

os.makedirs()

再帰的に中間のディレクトリも含めて、ディレクトリを作成します。

os.remove()

ファイルを削除します

os.removedirs()

再帰的に中間のディレクトリも含めて、ディレクトリを削除します。

os.rename()

ファイルやディレクトリの名前を変更します。

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os.rename('before.txt', 'after.txt')

os.repalce()でも同じことができます。

os.renames()

再帰的に中間のディレクトリも含めて、ディレクトリ名を変更します。

os.walk()

指定したディレクトリ以下のファイルツリーをジェネレータ形式で作成します。

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for f in os.walk('.'):
print(f)

os.cpu_count()

システムのCPU数を取得します。

os.sep

パス名を表すために用いられている分割文字を取得します。

記事情報

  • 投稿日:2020年3月19日
  • 最終更新日:2020年5月4日