Flaskの使い方

Flaskとは

PythonのWebアプリケーションフレームワークの一つです。

他に有名なフレームワークとしてDjangoがあります。

Djangoに比べると、Flaskは軽量なWebアプリケーションを作るのに適しています。

軽量と言っても、http.serverのように検証用途の簡易なものではなく、サービスとして利用実績も豊富なフレームワークです。

http.serverの使い方については以前記事を書きましたので、気になる方は下記のリンクからご参照ください。

http.server(旧SimpleHTTPServer)の使い方

Djangoと迷ったら

あなたがどちらでWebアプリケーションを作ればいいのか迷うなら(違いがあまりわかっていないのなら)、Flaskを選択すれば良いでしょう。

コードを動かしてみよう

インストール

Flaskは標準ライブラリではありません。

pipを使っている場合は、以下のようにしてインストールしてください。

1
pip install flask

サンプルコード

1
2
3
4
5
6
7
8
from flask import Flask

app = Flask(__name__)

@app.route('/')
def hello():
return 'hello'
app.run()

動作確認

  1. サンプルコードを保存する(例えばscript.pyとする。flask.pyはNG!)
  2. python script.pyを実行する
  3. ブラウザでhttp://127.0.0.1:5000/にアクセスする
  4. helloと表示されれば成功です!

ソースコードの簡単な解説

Flaskのインポート

1
from flask import Flask

Flaskアプリケーションををappという名前で生成

1
app = Flask(__name__)

hello関数の作成

1
2
3
@app.route('/')
def hello():
return 'hello'

@app.route('/')はデコレータと呼ばれます。

1
2
@app.route('/') # パス
def func(): # パスごとに行いたい処理

と思っておけばOKです。

アプリケーションの実行

1
app.run()

まとめ

Flaskhello worldはとても簡単だったのではないでしょうか。

興味を持った方は、Flaskをより深く勉強してみてください。

また、DjangoについてもDjangoの使い方で紹介していますので合わせてご覧ください。

記事情報

  • 投稿日:2020年3月11日
  • 最終更新日:2020年3月12日