どんな教材を使ったか、合格してみての感想を振り返ります。
使った教材
書籍
Google Cloud Platform エンタープライズ設計ガイド
GCPの各サービスを広く浅く扱っています。
Associate Cloud Engineerでは、GCPの全体像について広い理解が求められます。
そういう意味で、一番最初に目を通していただきたい書籍です。
全てを理解しようとするのではなく、学ぶべき内容を俯瞰するために読んでみてください。
また、試験の直前に読み直すのもおすすです。紙媒体であっても、単行本サイズなので持ち運びやすくて便利です。
プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門 サービスの全体像からクラウドネイティブアプリケーション構築まで
こちらは1冊目に比べると、より実践的な本です。
GCPはGUIやAPIの仕様が、度々変わりますので、書籍の通りには動かないかもしれません。
適宜、補完しながら読み進めていくといいでしょう。
試験の概要と試験ガイド
これらの内容には必ず目を通しましょう。
https://cloud.google.com/certification/cloud-engineer?hl=ja
https://cloud.google.com/certification/guides/cloud-engineer?hl=ja
試験では、どういう技術が扱われるのかを大まかに理解することが大切です。
これらの概要やガイドを使って、定期的に確認し勉強方法に穴がないかを確認しましょう。
模擬試験
Googleが公式に模擬試験を公開しています。
https://cloud.google.com/certification/practice-exam/cloud-engineer?hl=ja
最後に採点結果と解説が見れるので、これをpdf化しておくと良いでしょう。
正解の選択肢だけではなく、不正解の選択肢についてもその理由を理解すると良いと思います。
問題数は20問で、何度受けても内容が変わることはありません。
- 学習の初期に一回
- 試験日の直前に一回
受けると良いと思います。
公式ドキュメント
GCPの資格では、公式ドキュメントの内容が非常に役に立ちます。
とはいえ、こうls行きドキュメントの量は膨大で全てを読むことは現実的ではありません。
そこで、他の教材で学習する際の辞書のような役割として利用するのがベストです。
必要に応じて、チュートリアルなどで手を動かすと理解が深まるでしょう。
Qwiklabs
Qwiklabsはハンズオン形式で進められる教材です。
Qwiklabs側で、ハンズオンのプロジェクトがオンデマンドに作成されるので、環境構築等の煩わしさがありません。
例えば以下のような講座があります。
Qwiklabsは有料ですので、そこにお金をかけたくないという方は、GCPの300ドル分クーポン
+公式チュートリアル
で、代替しても良いと思います。
Coursera
Courseraは、講義をオンラインで受講できるサービスです。
例えば以下のような講座があります。
Google Cloud Platform Fundamentals: Core Infrastructure
音声は英語ですが、日本語字幕もあるので特に問題はないと思います。
Courseraも有料ですが無料期間もあるので、良さそうなら継続するという形で登録してみるといいでしょう。
頑張れば、無料期間中に進めることも可能です。
Courseraの素晴らしい点は、公式アプリがありオフラインに動画を保存できる点です。
筆者は家でダウンロードをしておいて、通勤通学時間中に動画を視聴するという方法で学習していました。
合格した感想
資格全般に言えることですが、資格自体にそこまでの意味があったとは思いません。
しかし、Googleの資格は勉強の過程で、かなり実践的なスキルを身に付けることができると思いました。
ぜひ、皆さんも取得にチャレンジしてください!
おまけ
記念品
GCPの資格に合格すると記念品をもらうことができます。
記念品の内容は、その時によるのですが、過去には
- PCケース
- リュック
- パーカー
などがありました。
いずれも限定品で、品質も高いので合格のモチベーションの一つになります!